プロファイルの概要

プロファイルでは、お気に入りのツールバー、メニューおよびその他のディスプレイ設定を簡単に保存でき、Revuを開くときに最も役立つツールがすぐに使えるようになります。以下を通読して、組み込みプロファイルの選択方法や自分自身のプロファイルの作成方法を習得してください。

Closed組み込みのプロファイル

Revu は、次のような特定のジョブおよび機能向けにいくつかのプロファイルが事前ロードされています。

詳細：広範囲の高度なマークアップ機能を必要とし、マークアップ、測定、プロパティを正確に制御したいユーザ向けです。

構築：大型の図面セットやスマートドキュメントで作業し、堅牢なマークアップ、編集、コラボレーションツールを必要とする建設業プロフェッショナル向けです。

図面レビュー：図面レビュー用に調整されたインターフェースや、図面ナビゲーション、マークアップ、測定のための重要機能が組み込まれたカスタマイズ可能なツールセットとのコラボレーションを必要とするユーザ向けです。

Office：ドキュメントのレビューやプルーフリーディングを行い、簡素化されたインターフェースで最も頻繁に使用されるマークアップや編集ツールを必要とするユーザ向けです。

石油 / ガス業界：配管および機器設計 (P&ID) および処理フロー図 (PFD) で作業し、こういった作業に合わせた特別なツールセットを必要とするユーザ向けです。

パンチ：パンチ処理を完了するユーザ向けです。

シンプル：PDF の表示用に最大画面スペースを必要とするだけでなく、ファイル間のすばやいナビゲーションのために [コマンド] バーやドキュメントタブにアクセスしたいユーザ向けです。

タブレット：タブレット PC ユーザの場合、このプロファイルはインターフェースの方向を縦に再設定し、重要マークアップと編集ツールだけを表示して、タブレット PC スタイラスでのパン、ズーム、書き込み、描画を可能にしながら画面スペースを最大にします。

テイクオフ (必要物資見積もり) 工程：このプロファイルは、計画や仕様を確認したり、数量の見積もりを実施したり、マークアップを PDF ファイルに追加したりする必要がある見積もり担当と決定権者向けに設計されています。

Closedプロファイルの変更

[ビュー] > [プロファイル] または [ナビゲーション] バー (非表示の場合はキーボードショートカットの F4 を使用) のいずれかから [プロファイル] ボタンの右にある矢印をクリックし、利用できる [プロファイル] のリストをプロンプト表示します。現在アクティブな [プロファイル] にチェックが付いています。プロファイルを変更するには、メニューから別のプロファイルを選択します。選択したら、Revu インターフェースが新しいプロファイルで定義された設定に基づいて更新されます。

Closedカスタムプロファイルの作成

Revu インターフェースをカスタマイズして、設定をプロファイルとして保存できます。作成できるカスタムプロファイルの数に制限はありません。

カスタムプロファイルを作成するには：

  1. 目的の Revu インターフェースを構成し、必要に応じて、ツールバー、タブ、パネルなどを調整します。この構成がカスタムプロファイルとなります。

  2. [ビュー] > [プロファイル] の順に移動するか、または [ナビゲーション] バーの [プロファイル] をクリックし、 [プロファイルを管理] ダイアログボックスを開きます。

  3. [追加] をクリックします。[プロファイルの追加] ダイアログボックスが開きます。
  4. [名前] フィールドにカスタムプロファイルの名前を入力し、[OK] をクリックします。[プロファイルの追加] ダイアログボックスが閉じ、新しいプロファイルが [プロファイル] リストに追加されて、アクティブプロファイルとして選択されます。
  5. [OK] をクリックして [プロファイルを管理] ダイアログボックスを閉じます。
Closedプロファイルへの変更の保存

組み込みプロファイルを含め、Revuのローカルプロファイルは変更できます。

変更をプロファイルに保存するには：

  1. [ビュー] > [プロファイル] または [ナビゲーション] バー (非表示の場合はキーボードショートカットの F4 を使用) のいずれかから [プロファイル] ボタンの右にある矢印をクリックし、目的のプロファイルを選択します。
  2. Revu インターフェースを変更した後、 [プロファイル] > [プロファイルの保存] の順に移動します。選択したプロファイルが、現在のインターフェース構成と置き換えられます。
    • プロファイルへの変更は、Revu を閉じた場合も自動的に保存されます。
Closedカスタムプロファイルの例：デュアルモニター

http://www.bluebeam.com/us/support/extensions-profiles.asp からダウンロード可能なコミュニティソースのプロファイルがいくつかあります。ページトップにあるインストールガイドに従い、「Multiple Monitor」というファイルをダウンロードしてインストールしてください。

Multiple Monitor のプロファイルをインストールしたら、以下の手順に従います。

  1. Windows [ディスプレイ] コントロールパネルで、コンピュータが 2 つのモニターに表示できるように設定されていることを確認してください。
  2. Revu を開いて [プロファイル] リストから [MultipleMon] を選択します。このプロファイルでは Revu は既に 2 つのウィンドウに分割されています。一方は 4 つの画面に分けられた一連のタブ、他方はメインワークスペースと少数のツールバーです。
  3. 画面の 1 つを第 2 モニターにドラッグします。4 つのうちどの画面でもかまいません。自分の作業スタイルに都合がよい方を移動させます。
  4. これが自分にとって良好な設定であれば、手順はこれで完了です。しかし、自分の好みに合わせるには、この設定をもう少し調整する必要がある場合もあるでしょう。いくつかのヒントを以下に提示します。

    • タブの移動：どのタブもドラッグ＆ドロップするだけで好きな場所に移動できます。

      タブを現在の場所からドラッグすると表示される位置ホイールを使用して、パネルを水平方向や垂直方向に分割することも可能です。ホイールでいずれかの方向を選択してパネルを分割し、タブを適宜移動させます。

      以下の例では、[Tool Chest] タブをドラッグし、位置ホイールで下向き矢印を選択すると、パネルが水平方向に分割され、このタブが自動的に [サムネイル] タブの下に移動します。

    • タブの表示と非表示：タブを非表示にするには、タブを右クリックして [非表示] を選択します。非表示のタブを表示するには、現在表示されているタブの横の空いたスペースを右クリックして [表示] に進み、表示したいタブを選択します。

    • ウィンドウのサイズ変更：ウィンドウのサイズを変更するには、インターフェースのいずれかの端にカーソルを合わせ、二重矢印を表示します。二重矢印が表示されたらクリックしてドラッグし、ウィンドウを拡大するか縮小します。

    • メインワークスペースの分割：タブをもう一方のモニターに移動させると、メインワークスペースは極めて広くなります。これを利用してメインワークスペースを分割し、同時に複数の PDF を表示することも可能です。そのためには、[ナビゲーション] バー (非表示の場合、キーボードのショートカット F4 を使用して表示) から目的の分割画面オプションをクリックします。

  5. プロファイルが適切に設定できたら、忘れずに [プロファイル] > [プロファイルの保存] に進んでこの変更を保存します。