[ブックマーク Structures] では、使用する命名標準と一致するようにブックマークツリー構造をあらかじめ定義できます。このようにすると、構造からブックマークをすばやく作成し、ドキュメントまたは図面セットのブックマークを入力できます。
ブックマークが作成されるときには、ツリー構造が維持されます。
ブックマークは構造内に動的ブックマークとして定義できます。動的ブックマークの名前は、動的ブックマークが作成されるときに次の数値に合わせて更新されます。次の数値を入力せずに、G-000、G-001、G-002 などの名前を作成できます。
メモ: 構造は、Revu eXtreme でのみ利用できます。
ブックマークでブックマークの構造を使用する前に設定を行う必要があります。Revu には、あらかじめインストールされた構造があります。これをそのまま使用し、特定のニーズに合わせて修正するか、新しい構造を作成することができます。
構造は XML ファイルとして格納され、インポートおよびエクスポートしたり、ネットワーク上で共有したりできます。
[ビュー] > [タブ] > [ブックマーク] に進むか、ALT + B を押して [ブックマーク] タブを開きます。
[ブックマーク] タブの [構造] セクションにある [構造の管理] をクリックします。[構造の管理] ダイアログボックスが表示されます。
[タイトル] フィールドに構造の名前を入力します。
[開く] をクリックします。
構造を編集すると、構造ツリーが作成または修正されます。構造ツリーには、構造を使用したブックマークの作成方法が反映されます。たとえば、構造ツリー「General Information」の枝を作成し、その下にオブジェクト「G-000」がある場合は、ここからブックマークを作成すると、自動的にブックマークが General Information/G-000 として作成されます。
構造ツリーの作成は PDF でのブックマーク作成と似ていますが、ページへのリンクは定義しません。ブックマークが頻繁に使用されない場合でも、構造ツリーには、ドキュメントで作成する可能性のある構造を使用したすべてのブックマークを含める必要があります。
新しい構造を作成するか、既存の構造を編集するとき (上記の「ブックマーク Structures での操作」を参照) には、[構造の編集] ダイアログボックスが作成されます。ここで構造ツリーを定義します。
このダイアログボックスでは、次の項目を編集できます。
タイトル:Revu で表示される構造の名前。このフィールドに任意の名前を入力します。
葉の色:構造を使用して作成されるブックマーク名に適用される色。色ボックスをクリックして、別の色を選択します。
動的:現在選択されているオブジェクトを使用して作成されたブックマークの名前が動的または静的であるかを決定します。動的なブックマーク名の場合はこのオプションを選択します。構造ツリーの各個別のオブジェクトは、動的または静的として定義されます (デフォルトは静的)。
- 静的ブックマークは、構造に表示される正確な名前を使用して作成されます。
- 動的ブックマークは作成時に名前を変更できます。ブックマークの名前を手動で変更するか、数値が含まれる場合には自動的にシーケンス内の次の未使用の名前に進ませることができます。たとえば、有効にすると、オブジェクト G-000 を使用して作成される最初のブックマークがその名前を使用します。このオブジェクトを使用して作成される後続のブックマークは、「G-001」、「G-002」などという名前になります。
追加:現在選択されているレベルで、構造ツリーの新しいオブジェクトを作成します。何も選択されていない場合は、新しいオブジェクトが最上位になります。
子の追加:現在選択されているレベルの子として、構造ツリーに新しいオブジェクトを作成します。
変更:構造ツリーのオブジェクトの名前を変更できます。任意のオブジェクトを選択し、このボタンをクリックして、名前を編集可能にします。
相対パス:構造を使用して作成されるブックマークが、相対パスまたは完全パスのいずれを使用するかを決定します。相対パスと完全パスについては、「ブックマークの操作:相対パスと完全パス」を参照してください。
上、 下、および 削除ボタンを使用すると、構造ツリーオブジェクトの順序を変更したり、構造ツリーオブジェクトを削除したりできます。
構造を使用してブックマークを作成する処理は、ブックマークが静的か動的かどうかによって若干異なります (静的と動的の詳細については、上記の「ブックマーク構造の編集」を参照してください)。