PDF セキュリティの適用

PDF のセキュリティ設定を変更するには、Revu で開かれてアクティブになっている必要があります。

現在の PDF のセキュリティ設定を変更するには：

1. [ドキュメント] > [セキュリティ] の順に進みます。[ドキュメントのプロパティ] ダイアログボックスが表示されます。 自動的に [セキュリティ] タブに開きます。

   • または、ナビゲーションバーの [セキュリティ] アイコンをクリックします。

   

2. [権限の変更] をクリックします。[PDF セキュリティ] ダイアログボックスが表示されます。

   

3. 保存したセキュリティの構成を使用するには、その構成を [設定の保存] メニューから選択します。
4. 新しいセキュリティの構成を定義するには、次の説明に従って、一方または両方の利用可能なパスワードを設定します (利用可能な組み合わせの効果の詳細は、「セキュリティの構成」を参照)：
   1. PDF を開くためのパスワードが必要な場合は：
      1. [文書を開くときにパスワードを要求する] を選択します。
      2. [オープンパスワード] フィールドにパスワードを入力します。
      3. 対応する [確認] フィールドに再度パスワードを入力します。パスワードが一致しない場合、[OK] ボタンは利用できません。
   2. PDF の編集および印刷 (もしくはどちらか一方) を有効にしたい場合は：
      1. [印刷と編集を制限する権限を有効にする] を選択します。
      2. [マスタパスワード] フィールドにパスワードを入力します。
      3. 対応する [確認] フィールドに再度パスワードを入力します。パスワードが一致しない場合、[OK] ボタンは利用できません。
      4. [権限の設定] オプションから選択して、マスタパスワードを持たないユーザに権限を設定します。

         • マスタパスワード権限を持つユーザは、Revu 内の標準の機能すべてにアクセスできます。

   3. 後で使用できるようにこの構成を保存するには、後述する「クイックセキュリティ設定の保存と適用」を参照してください。

5. [OK] をクリックします。新しいセキュリティの構成は、PDF が保存されるまで有効になりません。

他の PDF にセキュリティを適用する時に同じ設定をまた簡単に使用できるように、セキュリティ設定を保存できます。定義したセキュリティ構成は、バッチセキュリティ処理にも使用できます。

セキュリティ構成を保存するには、次の手順を実行します。

1. 上記の [権限の変更] で説明したように、対象の権限を設定します。
2. [保存] をクリックします。[ドキュメントのセキュリティポリシーを保存] ダイアログボックスが表示されます。
3. この構成の名前を入力し、[OK] をクリックします。

保存したセキュリティ構成を適用するには、次の手順を実行します。

1. 対象の PDF を開きます。
2. [ドキュメント] > [セキュリティ] に移動し、[セキュリティ] メニューから対象の設定を選択します。
   • ナビゲーションバーの [セキュリティ] アイコンの右側にあるメニュー矢印をクリックすると同じメニューが使用できます。

     

セキュリティ構成を定義する場合は、パスワードを 2 つ設定できます。必要がなければ両方を設定する必要はありません。使用する構成を決定する場合は、次の設定を検討します。

オープンパスワードのみ

• ユーザが PDF を開こうとすると、パスワードを入力するようにメッセージが表示されます。
• このパスワードを持っている場合でも、ユーザは PDF を編集または印刷できません。
• PDF のプレビューはぼやけます。
• PDF を開くことができるユーザは、ドキュメントのセキュリティ設定にアクセスして変更できます。

マスタパスワードのみ

オープンパスワードとマスタパスワードの両方

• ユーザが PDF を開こうとすると、パスワードを入力するようにメッセージが表示されます。いずれかのパスワードが動作します。
• オープンパスワードを入力したユーザが使用できる機能は、[PDF セキュリティ] ダイアログボックスの　[権限の設定] で選択したオプションで決定します。
• マスタパスワードを入力したユーザは、自動的に通常の Revu の機能にすべてアクセスできます。
• ドキュメントのセキュリティ設定にアクセスするには、マスタパスワードが必要です。
• PDF のプレビューはぼやけます。