セッションのホストとは、Studio セッションを開始および制御する人です。ホストは、セッションの開始、ドキュメントの追加、参加者の招待、セキュリティおよび権限の定義を行います。また、ホストは、セッションの管理もします。セッションが開始すると、ドキュメントを追加または削除でき、また新しい参加者を招待できます。全員が参画している場合、ホストはレポートの作成、セッションの終了、ファイルの保存も行います。
ホストは、セッションおよび作業に参加するために、他の人のセッションに参加している必要はありません。働く時間や、異なるタイプの作業のために利用できる時間は人によって異なります。セッションが開始すると、招待されたユーザは誰でもセッションにログインし、都合のよいときにいつでも作業できます。
Studio セッションをホストできるようになるには、検証済みの Studio アカウントを持っている必要があります。まだアカウントを作成していない場合は、まず作成してください。
セッションに参加した際に参加者が利用できる機能は別の場所で説明しています。このセクションではホストのみに限定される機能について説明します。参加者が利用できる機能については、「セッションに参加」を参照してください。
Studio セッションを作成するには、検証済みの Studio アカウントが必要です。まだ Studio アカウントを作成していない場合は、「Studio アカウントの作成」を参照して Studio アカウントを作成してください。
新しいセッションを開始するには:
Studio アカウントをまだ作成していない場合は、代わりに [Studio のアカウントを作成] ダイアログボックスが表示されます。先に進む前に、[Studio アカウントを作成] を実行します。
[追加] をクリックし、PDF を選択してセッションに含めるか、[開いているファイルの追加] をクリックして現在 Revu で開いているファイルを追加します。ファイルは後でも追加できます。
メモ: Legend を含む PDF をセッションに追加した場合、Legend はセッション内にある限りスナップショットとして表示されます。ただし、PDF がセッション外に持ち出された場合は Legend は通常の機能を再開し、自動的に更新されて、セッション内にあった期間に PDF に加えられた変更が反映されます。
[OK] をクリックして設定を保存し、ファイルをアップロードします。[セッションへの招待] ダイアログボックスが表示されます。
誰かをセッションに招待すると、招待された人は自動的に [許可された参加者] として [セッションの設定] に追加されます
デフォルトの電子メールプログラムのアドレス帳から招待者を追加するには、[アドレス帳] をクリックします。
メモ: Revu がそのアドレス帳にアクセスするには、電子メールプログラムが MAPI に準拠している必要があります。Gmail、Hotmail または Yahoo など、Web ベースの電子メールのアドレス帳にはアクセスできません。
デフォルトでは、セッション作成時に割り当てられたデフォルトの権限がすべての参加者に与えられています。さらに、[電子メールアドレスで参加者を制限する] オプションが使用された場合は、セッション作成時に招待された人だけがセッションへのアクセス権を持ちます。これらの条件は [セッションの設定] で変更できます。「Studio セッションでのアクセスおよび権限の定義」を参照してください。
いったんセッションが作成され、参加者リストが設定され、すべての権限が割り当てられると、通常それ以上の管理は不要です。しかし、セッションの最中にドキュメント、参加者、権限を追加したり削除したりできます。
参加者のアクセス変更の多くはセッション中に行なえます。新しい参加者への招待状の送信、既存参加者のアクセスの拒否、セッションの制限ステータスの変更ができます。
[Studio] タブ の [参加者] セクション上部にある [招待] をクリックします。[セッションへの招待] ダイアログボックスが表示されます。
デフォルトの電子メールプログラムのアドレス帳から招待者を追加するには、[アドレス帳] をクリックします。
メモ: Revu がそのアドレス帳にアクセスするには、電子メールプログラムが MAPI に準拠している必要があります。Gmail、Hotmail または Yahoo など、Web ベースの電子メールのアドレス帳にはアクセスできません。
時には特定ユーザのセッションへのアクセスを拒否する必要があります。
既存参加者のアクセスを拒否するには、次のいずれかを行います。
セッションに参加し、参加者リストの [参加者のアクセス] をクリック。[参加者のアクセス] ダイアログボックスが表示されたら、リストから該当名を選択し [拒否] をクリック。
セッションに参加し、 [セッションの設定] をクリックします。[セッションの設定] ダイアログボックスが表示されたら、[参加者] タブをクリックし該当名を選択して [拒否] をクリック。
いったんアクセス拒否した参加者を再びセッションへ参加許可できます。 ただ上記いずれかの手順で [拒否] の代わりに [許可] をクリックするだけです。
セッション作成時にこのオプションを選択しなかった場合にのみ、既存セッションへのアクセスを招待者に制限できます。これにより、[参加者] タブか [参加者アクセス] ダイアログボックスの参加者リストで指定した参加者のみにアクセスを許可できます。既存セッションに対しこのオプションをオンにするには、次のいずれかを行います。
このオプションをオンにしたら、含めたい参加者を招待するか参加者リストに追加するかして、全員がセッションへの参加を許可されているか確認することをお勧めします。
セッション開始時にドキュメントを追加できますが、セッション中にもホストはドキュメントを追加、削除できます。
ドキュメントの追加権限を持つセッション参加者は、セッションにファイルを追加できます。
Legend を含む PDF をセッションに追加した場合、Legend はセッション内にある限りスナップショットとして表示されます。ただし、PDF がセッション外に持ち出された場合は Legend は通常の機能を再開し、自動的に更新されて、セッション内にあった期間に PDF に加えられた変更が反映されます。
対象のファイル (複数可) に移動して選択し、[開く] をクリックします。
メモ: Studio でファイルのアップロードまたはダウンロードを行うには、ローカルマシンのシステムクロックが正しく設定され、UTC と同期状態 (15 分以内) になっていることが必要で、それ以外の場合、Studio でのファイルのアップロードまたはダウンロードはエラーになります。[日付と時刻] の設定で指定したタイムゾーンに合っているようにローカルマシンのシステムクロックを更新し、アップロードまたはダウンロードをもう一度試してください。
セッションの参加者は別の参加者をフォローすることを選択できますが、セッションのホストは、セッションの全参加者が同時にフォローするよう要求できます。この機能はセッションのホストだけが持っており、ホスト以外に 2 名以上の参加者がいる場合のみ使用できます。この要求を起動するには、次のいずれかを行います。
セッションのホストをフォローするようにという要求が全セッション参加者に送信され、複数の参加者が同時にホストをフォローできるようにする。参加者はホストのフォロー開始を承認しなければなりません。
セッション継続中のいつでも、セッションレポートを作成して自分のコンピュータに保存できます。またセッション終了時にもそのようなレポートを作成する機会があります。
セッションレポートを作成するには:
[Studio] タブの [レコード] セクションにある [レポート] をクリックします。[セッションのレポート] ダイアログボックスが表示されます。
メモ:
[セッションの終了] によりセッションは修了し、セッションのドキュメントは Studio Server から削除されます。必要であれば、[セッションのレポート] を作成してセッションのドキュメントを保存する機会があります。
セッションを終了するには:
[Studio] タブの [終了] をクリックします。[セッションを終了] ダイアログボックスが表示されます。
[OK] をクリックしてセッションを終了します。
メモ: セッションが終了すると、セッションおよびセッションのファイルは永久的に Studio Server から削除されます。 これは元に戻せません。