スペースを定義し、パンチテンプレートを作成して、定義した部屋のスナップショットをスケッチページに貼り付けたら、パンチを実行します。
Revu の Tool Chest では、よく使用するマークアップを保存し、簡単にアクセスできます。Bluebeam には、ユーザの利便性のために多くの業界標準のシンボルが含まれていますが、Revu で独自のカスタムマークアップを作成および保存することも非常に簡単です。
ツールセットは、Tool Chest に含まれるツールのカテゴリです。たとえば Revu では、あるツールセットで電気ツールをグループ化し、別のツールセットで配管ツールをグループ化することができます。まだ作成していない場合、これからパンチツールセット (そしておそらく複数) が必要になるでしょう。ツールセットを取得するには、いくつかの方法があります。
Bluebeam には、汎用パンチ ツールセットと、より特殊なツールセット (たとえばパンチ - クリーニング系やパンチ - 電気系など) を含めて、ウェブサイトから無料でダウンロードできるパンチツールセットがいくつか用意されています。いずれかのツールセットをダウンロードするには、次の手順を実行します。
共有ツールセットを使用するには、2 つの方法があります。まず、共有ツールセットを Tool Chest に追加する方法、そして Tool Chest にインポートする方法です。この 2 つの方法は、共有リソースにアクセスする必要がある場合、他のユーザのツールセットのコピーを Tool Chest に格納することのみが必要である場合のいずれかに応じて使い分けます。
共有されたツールセットは一般に、他のユーザの Revu のコピーからエクスポートされます。こうしたファイルは、.btx 拡張子を持ち、ネットワークドライブ上に保存する (ツールセットをインポートしている) 場合か、直接送られてくる場合 (たとえばメール添付として) があります。ツールセットを追加またはインポートするには、BTX ファイルの場所を把握し、そのファイルにアクセスできる必要があります。
[ツールセットの管理] をクリックします。[ツールセットの管理] ダイアログボックスが表示されます。
[追加] をクリックします。[ツールセットの追加] ダイアログボックスが表示されます。
[ツールセットの管理] をクリックします。[ツールセットの管理] ダイアログボックスが表示されます。
また、ツールセットは、Windows Explorer で BTX ファイルをダブルクリックするか、または BTX ファイルを Revu のウィンドウにドラッグすることにより、自動的にインポートできます。
また、独自のツールセットを作成し、カスタムのツールを追加できます。新しいツールセットを作成し、そのツールセットにツールとしてマークアップを保存する場合の概要については、「マークアップを Tool Chest に保存する」を参照してください。
パンチツールの場合、特にパンチツールが類似しているときは、新しいツールセットを作成することはおそらく非常に簡単です。
たとえば、パンチツールがまったく同じ基本記号 (赤い円とその中央に赤いテキストコード) である場合を考えます。既に別のツールセットにこうしたツールが少なくとも 1 つは存在するかもしれませんが、もしない場合は、赤い円のマークアップを作成し、その中央に任意のコードを入力したテキストボックスを挿入し、グループ化すればよく、非常に簡単です。適切なマークアップが作成できたら、Tool Chest に保存します。
パンチツールを 1 つ作成したら、それを使用してさらに作成できます。例として、[パンチ - クリーニング系] ツールセットにガラスクリーニング (「GL」) 用のパンチツールが存在し、破損ガラス (「BG」) 用にもう 1 つ必要な場合を考えます。新しいツールを作成するには、次の手順を実行します。
マークアップで、文字をダブルクリックして選択します。
[プロパティ] タブを選択し、[基本設定] セクションのコメントボックスをクリックして、マークアップの新しい説明を入力します (たとえば、「ガラスの破損、交換してください」など)。
新しいマークアップを右クリックし、[Tool Chest に追加] にカーソルを合わせて、[クリーニングパンチ] をクリックし、クリーニングパンチのツールセットにこのマークアップを追加します。
パンチのマークアップを配置する場合も、Tool Chest を使用して他のマークアップを配置する場合と同じです。ツールセットのツールをクリックおよびドラッグし、PDF 上の目的の位置にドロップします。詳細については、「Tool Chest の操作」を参照してください。
従来のパンチでは、標準記号により表現できない追加情報は、手動による方法でスケッチに書き込まれ、後で記号化されます。しかし Revu では、情報をすばやく簡単に提供するための吹き出しを追加できます。
デフォルトの吹き出しのマークアップでテキストの周囲にボックスがない場合、マークアップをクリックして [プロパティ] タブを選択することにより、ボックスを追加できます。[外観] セクションでは、線の幅に 0 より大きい値を指定します (値が大きいほど、ボックスの幅は広くなります)。リーダー線の幅は、自動的に適合するよう調整されることに注意してください (テキストの周囲にボックスがない場合、リーダー線のデフォルトの幅は 1.00 です)。
複数のプレイスを示す吹き出しが必要な場合は、吹き出しを右クリックして、[引出線を追加] をクリックします。新しいリーダー線がカーソルに表示されるので、対象の場所にドラッグし、クリックして矢印を配置します。
メモを書き込むよりも画像やビデオの方が問題をより効果的に説明できる場合もあります。画像とビデオは、マークアップに埋め込むことができます。また、画像は新しいマークアップを作成するために使用できます。
あるいは、CTRL + ALT + I を押すか、画像を埋め込む場所でマークアップを右クリックして、[キャプチャ] > [カメラから] に進みます。
対象の画像ファイルを選択し、[開く] をクリックします。