いくつかのバッチ機能 (特に Batch Compare Documents、Batch スリップシート、Batch Overlay) は、一貫した命名規則が存在する限り、すべて現在のシートがそのレビジョンに自動マッチングできます。ページは、ファイル名、ページインデックス、ページラベル、ページ領域により自動マッチングできます。
多くの場合、Revuの自動マッチング機能で現在のシートとリビジョンを正しく照合できますが、一貫した命名規則が存在し、自動マッチング機能で満足な結果が得られない場合に、ユーザは独自の構文を照合アルゴリズムに追加できます。これがうまくいかない場合、またはこの方法を使用しない場合は、いつでも手動で訂正できます。 自動マッチング機能はさまざまなシナリオを処理できますが、次にいくつかの例を示します。
シナリオ 1:同一ファイル名の単一ページ PDF 間でのマッチング
このシナリオでは、同じファイル名の 2 つの単一ページ PDF がファイル名によりマッチングされます。ファイル名が同一なので、PDF A の 1 ページは PDF B の 1 ページに自動マッチングされます。
シナリオ 2:複数の単一ページ PDF と同一ページラベルの複数ページ PDF のマッチング
このシナリオでは、2 つの単一ページ PDF が 1 つの複数ページ PDF にページラベルによりマッチングされます。ページラベルが同一なので、PDF A の A100 ページは PDF C の A100 ページに、また PDF B の A200 ページは PDF C の A200 ページに自動マッチングされます。
シナリオ 3:類似ファイル名の複数ページ PDF 間でのマッチング
このシナリオでは、単一ページ PDF および複数ページ PDF がファイル名によりマッチングされます。ファイル名は既知の命名規則 (この場合、ファイル名に「_1」を追加) に従っているので、PDF A の 1 ページは PDF C の 1 ページに、PDF B の 1 ページは PDF D の 1 ページに自動マッチングされます。PDF C の 2 ページと PDF B の 2 ページはどのページにもマッチングされず、このアクションの対象外になります。
シナリオ 4:ファイル名とページインデックスによる複数ページ PDF 間でのマッチング
このシナリオでは、類似ファイル名の複数ページ PDF 同士がページインデックスによりマッチングされます。PDF A の 1 ページと 2 ページが PDF B の 1 ページと 2 ページに自動マッチングされます。PDF A の 3 ページはどのページにもマッチングされず、このアクションの対象外になります。
シナリオ 5:複数の単一ページ PDF と競合するファイル名の単一ページ PDF のマッチング
このシナリオでは、同じファイル名の 2 つの PDF が、同じファイル名の 3 番目の PDF とマッチングされます。どちらの改訂済みシートを適用すべきかわからないので、相関エラーが生成され自動マッチングは行われません。
Sets にはリビジョンを自動マッチングできるリビジョンフィルタが含まれており、既知の共通命名規則が使用されていればユーザが設定構文を入力する必要がありません。何らかの理由で自動フィルタでは望んだ結果が得られない場合は、ワイルドカード構文を使用してリビジョンのフィルタリングを管理できます。
自動リビジョンフィルタが認識する命名規則の一部を以下に例示します (完全なリストではありません)。
さらに自動リビジョンフィルタは、下線、ダッシュ、および / または短縮形を含むこれらの規則の多くのバリエーションも認識します。
以下は、デフォルトの自動設定でカバーされるシナリオです。
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