Tool Chest の使用

PDF から Tool Chest にマークアップを保存する場合は、マークアップを 右クリックして [Tool Chest に追加] へ移動し、目的のツールセットを選択します。

ツールを使用して PDF にマークアップを配置する場合は、Tool Chest で目的のツールをクリックして選択し、次にドキュメントをクリックしてマークアップを配置します。

特定のツールセットの中のツールの 1 つを別のツールセットにコピーするには、目的のツールをクリックして任意の方向にドラッグします。

Set 内でツールの順序を変更する場合は、ツールをクリックして目的の位置にドラッグします。

保存済みのツールを削除するには、次のいずれかの方法を使用します。

• ツールをクリックして選択し、Delete キーを押します。
• 右(ツールを) 右クリックして、[削除] を選択します。

ツールを複製するには、ツールを右クリックして [複製] を選択します。

ツールの色を変更するには、ツールを右クリックして [色の変更] を選択します。次に表示される [複数の色の変更] ダイアログボックスで、目的の[変更後の色] を選択して変更します。

[最近使ったツール] ツールセットは、PDF に追加されるマークアップを随時記録します。

ツールを再利用するには、目的のツールをクリックして PDF に配置します。

表示可能な数以上のツールが [最近使ったツール] 内に保存された場合、上の画像のように、ツールの右側に矢印が表示されます。 [最近使ったツール] 内のすべてのツールを表示するには、矢印をクリックします。

[最近使ったツール]内に保持できるツールの最大数は構成可能です。保持するツールの最大数を変更するには、 [プロパティ] > [最近使ったツールの最大数] へ進み、目的の値を選択します。

Revu を閉じると、[最近使ったツール] の履歴が自動的に消去されます。それ以前の最近使ったツールを消去する場合は、 [プロパティ] > [最近使った項目を消去] へ進みます。

[マイツール] のツールセットは、頻繁に使用するツールへのアクセスを容易にするための構成可能なツールコレクションとして設計されたものです。このため、このツールセットには複数の特殊なプロパティが存在します。

• [マイツール] のツールセット内のツールには、迅速なアクセスを可能にするためホットキーが自動的に割り当てられています。ホットキーは、数字で構成され、[マイツール] のツールセットのツールの位置に応じて生成されます。それぞれのツールのホットキーは、[マイツール] のツールセットのアイコンの右上隅に表示され、 [マイツール] のツールセット内でツールの位置を変更すると、関連するホットキーは自動的に変更されます。

  

• [マイツール] のツールセットは Revu の永続的なパーツです。 デフォルトでは、すべての [プロファイル] で使用することができ、 非表示設定にすることは可能ですが、完全に削除することはできません。
• [マイツール] のツールセット内のツールは、プロパティモードと描画モードの間で切り替えることができます (以下で説明)。

多くのツールは、描画モードとプロパティモードのどちらのモードでも機能します。これらのモードはそれぞれに別の目的で使用されます。

[プロパティモード]では、保存されたマークアップと同じ外観プロパティを持つ新しいマークアップが追加されます。このモードでは、プロパティ (プロパティパネルで表示されるもの) は保持されますが、正確な寸法やテキストなどは保持されません。テキストボックスマークアップの例を考えてみましょう。[プロパティモード] でツールを使用すると、同じ色の境界線と塗りつぶしパターン、およびテキストプロパティを持つ新しいテキストボックスが作成されます。ただし、ボックス内にテキストはまだ配置されておらず、ボックスのサイズも固定されていません。このため、ボックスの形状とコンテンツを定義する必要があります。

[描画モード] では、保存されたマークアップの正確な複製コピーを新しいマークアップとして追加します。これは、元のマークアップから類似した新しいマークアップを作成するというよりも、元のマークアップをコピーして貼りつけるような操作です。

これらのツールセット内のいずれかのツールのモードを変更するには、ツールのアイコンをダブルクリックするか、アイコンを 右クリック して [プロパティモード] と [描画モード] (現在有効に設定されているモードが表示されます) のどちらかを選択します。モードを切り替えても、マークアップの情報はすべて保持されます。モードを変更した際に変わるのは、ファイルにマークアップが追加される方法とアイコンのみです。デフォルトでは、ほとんどのツールは [プロパティモード] で保存されますが、常に [描画モード] のまま保持されるマークアップもいくつかあります。この例として挙げられるのが、[スタンプ] と [グループ化されたマークアップ] の 2 つです。。

ツールにアクションが定義されている場合、このアクションは [描画モード] で定義済アクションを使用して作成されたマークアップにのみ追加されます。

[最近使ったツール] のツールセットは、デフォルトで [プロパティモード] と [描画モード] のいずれかに構成することができます。モードを設定するには、[最近使ったツール] の右側にある [プロパティ] ギアをクリックし、必要に応じて [プロパティモード] をオンまたはオフにします。

ツールセットは、素早く簡単なアクセスを実現するために、任意のツールバーに固定することができます。これを実施するには、ツールセットの名前の右側にある [プロパティ] の歯車アイコンをクリックし、 [登録] に移動して特定のツールバーを選択します。

ツールセットは特定の縮尺で作成できます。 また、 Revu の Dynamic Tool Set Scaler を使用して、較正済みの図面またはビューポートに配置した際に自動的に拡大または縮小するように設定することができます。これは、[Sketch Tools] と組み合わせて使用すると特に強力なツールオプションとなり、正確なサイズのマークアップを作成することが可能になります。

縮尺ツールを PDF に配置すると、その縮尺が設定され、自動的に拡大縮小されることはなくなります。

ツールセットのベースラインの縮尺の設定

ツールセットのベースラインの縮尺を設定するには：

1. セクション名の右側にある [プロパティ] の歯車アイコンをクリックし、 [縮尺の設定] を選択します。 [ベースラインの縮尺の設定] ダイアログボックスが表示されます。
2. 縮尺を入力するか、[較正] をクリックして [較正ツール] を開きます。
3. [OK] をクリックします。ツールセットの名前の右側にアイコンが表示され、ベースラインの縮尺が確立されたことを示します。

必要に応じ、この作業を繰り返して縮尺を変更します。

拡大縮小のオンとオフの切り替え

ツールセットにベースラインの縮尺が設定されている場合は、名前の右側にアイコンが表示されます。

ツールセットにベースラインの縮尺が確立されている場合、図面に配置した際にツールセットが拡大縮小するかどうかを選択することができます。拡大縮小をオンにするには、ツールセットの名前の右側にあるアイコンをクリックします。蛍光ペンの強調表示で、拡大縮小がオンになっていることが示されます。

拡大縮小をオフにする場合は、 アイコンをもう一度クリックします。

[マークアップ Legend] を参照してください。