マークアップリスト
マークアップリストは、PDF に配置されたマークアップ (各マークアップに関連付けられた作成者、日付、色、コメントなど) を自動的に追跡します。
マークアップリストツールバーには、データの整理、処理、インポート、エクスポートのためのツールが含まれています。
マークアップ(M)
インポート:PDF、
エクスポート:すべてのマークアップを BAX にエクスポートします。BAX フォーマットは Bluebeam 固有の XML ファイルです。BAX ファイルには、ダブルクリックして自動的にインポートできるという利点があります。必要に応じて、.bax 拡張子を手動で .xml に変更して、ファイルを通常の XML ファイルに変換できます。
概要:PDF 内のすべてマークアップの概要のレポートを発行します。PDF の概要は別の PDF として保存するか、または現在の PDF の末尾に追加できます。また、概要は CSV や XML データとしてエクスポートし、Excel など他のプログラムで使用することも可能です。
フィルタ:列のフィルタリングのオンとオフを切り替えます。フィルタをクリアするには、右側にある下矢印をクリックして [すべてをクリア] を選択します。
マークアップの非表示:マークアップの非表示を有効にして、現在の PDF ファイルのすべてのマークアップを非表示にします。このモードを有効にすると、マークアップは表示も印刷もされません。もう一度クリックすると、[マークアップの非表示] モードが終了します。このモードは一時的なものであり、次に Revu が起動したときにリセットされます。
検索:フィールドに入力されたテキストに基づいて、マークアップリストをフィルタリングします。
マークアップリストは、アクティブな PDF に追加されたマークアップを示す行と、マークアップに関する特定の情報を示す列を含むテーブルとして、フォーマットされます。
行が選択されると、ワークスペースの PDF のビューは関連するマークアップの位置にジャンプします。これにより、マークアップリストで上下矢印キーを使用して、PDF 内のマークアップを簡単に移動できます。
列で並べ替えるには、目的の列のヘッダーをクリックします。もう一度クリックすると、並び順が逆になります。マークアップは、列で並べ替えると[件名] 列にあるセクション見出しの下に収集されます。各セクションに切替用の三角形が表示されます。三角形をクリックすると、セクションを展開または折り畳むことができます。
次の例は、展開されたリスト、折り畳まれたリスト、およびページ番号で並べ替えて部分的に折り畳まれたリストを表示しています。
展開されたリスト
折り畳まれたリスト
部分的に折り畳まれたリスト
マークアップリストに表示される列は、高度なカスタマイズが可能です。[マークアップリスト] > [列] メニューから選択して、さまざまな列のオンとオフを切替えられます。リストには、現在使用できる列が表示されます。チェックがオンになっている列はマークアップリストに表示され、チェックがオフになっている列は非表示になっています。非表示列のデータも引き続き保持され、列はいつでも表示または非表示を切替えることができます。このメニューから列を選択するだけで、列の非表示と表示を設定できます。
利用できる組み込み列は次のとおりです。
件名:PDF で使用されたマークアップのタイプを示すアイコンとテキストを表示します。このテキストは [プロパティ] パネルの [件名] フィールドで変更するか、またはマークアップリストの件名テキストをダブルクリックして変更できます。
ページレベル:マークアップが配置されている PDF のページを示します。
ページインデックス:マークアップや測定が存在するページを数値で示します。ページインデックスは、スプレッドシートプログラムにエクスポートするときに、並べ替えに使用できる便利な列です。
ロック:マークアップが編集のためにロックされているかどうかを示します。ロックされている場合は、がボックスに表示され、マークアップを移動または変更できません。ただし、ステータスの変更や応答の入力など、一部の機能は許可されています。ロックされていない場合は、ボックスはクリアされ、マークアップを編集することができます。クリックしてロックのオンとオフを切り替えます。
ステータス:マークアップの現在のステータスを表示します。ステータスを設定するには、マークアップを選択し、列ヘッダーの [ステータス] メニューを使用するか、またはマークアップを右クリックして [ステータスの設定] に移動して選択します。
チェックマーク:マークアップリストを基本のチェックリストとして使用できるようにするためのシンプルなチェックボックスです。クリックしてチェックマークのオンとオフを切り替えます。
作成者:マークアップを作成した人物 (ユーザー名で識別) を示します。作成者の名前を編集するには、このフィールドをダブルクリックします。
日付:システム時刻に基づいて、マークアップが最後に更新された日付と時間を示します。
作成日:システム時刻に基づいて、マークアップが作成された日付と時間を示します。
色:マークアップに使用する線の色を示します。
XおよびY:マークアップが配置されている PDF ページ内の座標を、左下からカウントして表示します。
ドキュメントの幅とドキュメントの高さ:PDF 上のマークアップのサイズを示します。
コメント:このマークアップの、[プロパティ] タブの [一般] セクションにあるコメントを表示します。マークアップに関連付けられているコメントを変更するには、このフィールド内をダブルクリックします。
ウォールエリア:面積または外周マークアップに対するウォールエリアの合計を表示します。
長さ、面積、体積、カウント、測定:測定マークアップに関連付けられた各値を示します。
レベル:マークアップに関連付けられたラベルを表示します。ラベルは、[プロパティ] タブの [一般] セクションで変更できます。測定マークアップの場合は、ラベルフィールドを使用して測定する材料の種類 (「タイル 1」や「カーペット 3」など) を指定するのが一般的です。
シーケンス:シーケンスマークアップに関連付けられた数値を記録します。
キャプチャ:マークアップに埋め込まれた画像またはビデオが存在するかどうかを示します。埋め込まれた画像または動画が存在する場合、この列に が表示されます。このアイコンをダブルクリックすると、埋め込まれたメディアをプレビューできます。
深度:PDF 上のマークアップの深度を示します。
上り/下り:
レイヤー:マークアップを含むレイヤーを示します。
Legend:マークアップが含まれるマークアップ Legend の名前を表示します。
高さと幅:PDF 上にマークアップによって表される要素の、実際の高さと幅を示します。
スペース:マークアップを含むスペースを示します。
単位:マークアップに使用される測定単位を示します。
3D ビュー:マークアップを含む 3D ビューを示します。クリックすると、3D ウィンドウの対象のビューにジャンプします。
コピーは、
レイヤーは、マークアップを PDF 上のレイヤーに割り当てるために使用します。レイヤーに関連付けられたマークアップがフラット化されると、そのレイヤー上で自動的にフラット化されます。
ロックは、ユーザーが PDF 上のマークアップを変更できないようにします。ただし、マークアップのマークアップリストに特定の変更を加えることは可能です (たとえば、ステータスの変更や、返信の入力)。
Legend は、マークアップが含まれるマークアップ Legend を表示するか、または選択されたマークアップを含むマークアップ Legend を作成します。
返信:選択されたマークアップに返信します。返信は、質問のマークアップの下の、新しくインデントされた行に表示されます。
ステータスの設定:マークアップのステータスを設定します。ステータスは、
チェック:選択したマークアップに関連付けられているチェックボックスをオンまたはオフにします。すべてのチェックボックスをクリアするコマンドも提供します。
削除:マークアップリストから選択した返信を削除するか、または PDF とリストの両方から選択したマークアップリストを削除します。
プロパティ:マークアップのプロパティパネルを開きます。