スタンプの操作

1. [ツール] > [スタンプ] > [スタンプを作成] の順に進みます。[スタンプを作成] ダイアログボックスが表示されます。

   

2. スタンプの [件名] を入力します。これは、スタンプリスト に表示され、マークアップリストの [件名] 列にも表示されます。
3. デフォルトでは、[作成者] にはユーザー名が入力されています。必要に応じてこれを変更します。
4. [テンプレート] を選択します。オプションは次のとおりです。
   • 空：スタンプには何も追加されません。
   • テキスト：[件名] フィールドで見つかったテキストと同じテキストがスタンプに追加されます。
   • 境界線のあるテキスト：[件名] フィールドで見つかったテキストと同じテキストと四角形の境界線がスタンプに追加されます。
   • 日付と境界線のあるテキスト：[件名] フィールドで見つかったテキストと同じテキストのほか、日付と時刻のフィールドおよび四角形の境界線がスタンプに追加されます。
   • 角丸の境界線のあるテキスト：[件名] フィールドで見つかったテキストと同じテキストと、角丸の境界線がスタンプに追加されます。
5. スタンプの [幅] と [高さ] (インチ単位) を入力します。
6. 必要に応じて、次の外観プロパティのいずれかを設定します。
   • 不透明度：スタンプの不透明度をパーセントで設定します。100 % は完全に不透明で、0 % は完全に透明です。
   • 回転：スタンプの相対的な回転を度単位で設定します。
   • ブレンドモード：スタンプの色を下の PDF コンテンツとブレンドする方法を定義します。
     各ブレンドモードの説明は、ここをクリックしてください。

     Revuは、標準の PDF ブレンドモードをサポートしています。それぞれについては、PDF リファレンス、第 5 版、バージョン 1.6 の「PDF ブレンドモード：付録」により、以下で説明しています。

     標準：ソースの色を選択し、背景は無視します。

     乗算：背景およびソースカラーの値を乗算します。結果の色は、常に少なくとも 2 つの構成色のいずれかと同程度に暗くなります。

     スクリーン：背景の補色およびソースカラー値を乗算し、結果を補完します。結果の色は、常に少なくとも 2 つの構成色のいずれかと同程度に明るくなります。

     オーバーレイ：背景色によって、色を乗算またはスクリーンします。ハイライトやシャドウを保持しながら、背景色をオーバーレイします。背景色は置き換えられるのではなく、ソースカラーと混合され、背景の明るさまたは暗さが反映されます。

     比較 (暗) (デフォルト)：背景色とソースカラーのうち、より暗い色を選択します。ソースの方が暗い場合、背景色がソースカラーと置き換わり、それ以外は変更されません。

     比較 (明)：背景色とソースカラーのうち、より明るい色を選択します。ソースの方が明るい場合、背景色がソースカラーと置き換わり、それ以外は変更されません。

     覆い焼きカラー：背景色を明るくして、ソースカラーを反映します。黒で塗りつぶすと変化なしになります。

     焼き込みカラー：背景色を暗くして、ソースカラーを反映します。白で塗りつぶすと変化なしになります。

     ハードライト：ソースカラーによって、色を乗算またはスクリーンします。背景での輝度のある粗いスポットライトと似た効果になります。

     ソフトライト：ソースカラーの値によって、色を暗くまたは明るくします。背景での輝度のある拡散スポットライトと似た効果になります。

     差分：2 つの構成色の暗いほうを除去します。白で塗りつぶすと、背景色が反転します。黒で塗りつぶしても変化はありません。

     排他：[差分] モードと同様の効果になりますが、コントラストは低めです。白で塗りつぶすと、背景色が反転します。黒で塗りつぶしても変化はありません。

     輝度：ソースカラーの輝度と背景色の彩度および色相を使用して色を作成します。これにより、[カラー] モードとは反転した効果が得られます。

     色相：ソースカラーの色相と背景色の彩度および輝度を使用して色を作成します。

     彩度：ソースカラーの彩度と背景色の色相および輝度を使用して色を作成します。このモードでビュアグレー (彩度なし) の背景領域を塗りつぶしても、変化はありません。

     カラー：ソースカラーの色相と彩度、および背景色の輝度を使用して色を作成します。背景のグレーレベルが保持され、モノクロ画像の色付けやカラー画像の色合い付けに役立ちます。

   • テキストの色：スタンプのデフォルトでのテキストの色を設定します。
   • 線の色：スタンプのデフォルトでの線の色を設定します。

7. [OK] をクリックするとスタンプが編集モードで開きます。

   

   スタンプには表示されても、通常の PDF の編集時には表示されない項目がいくつかあります。

   • ドキュメントタブのスタンプ名の前にスタンプアイコンが表示されます。
   • スタンプの幅と高さが、スタンプの左上端に表示されます。
   • 青色の破線が、ページ上のスタンプの境界を示します。境界は、青色の四角形のハンドルを移動することでサイズを変更できます。
   スタンプコンテンツの作成

   マークアップツールを他の PDF で使用する場合と同様に使用して、スタンプのコンテンツを作成します。

   ダイナミックテキストの追加

   ダイナミックテキストをスタンプに追加できます。ダイナミックテキストは、スタンプが PDF に配置されたときに自動的に更新されます。たとえば、ダイナミックな日付フィールドは、スタンプが配置されたときに現在の日付で更新されます。ダイナミックテキストを配置するには：

   1. 新しいテキストボックスを追加するか、既存のテキストボックスをダブルクリックします。テキストボックスの下に [動的] メニューが自動的に表示されます。
   2. [動的] メニューから目的のダイナミックテキストタイプを選択します。
      • この手順を繰り返して、複数のダイナミックテキストフィールドを同じテキストボックスに追加します。
      • 次のダイナミックテキストタイプがあります。

        ファイルおよびユーザーの情報：

        • ユーザー：現在のユーザーの名前
        • ファイル：スタンプを追加する PDF ファイルの名前
        • ファイル (拡張子なし)：.pdf ファイル拡張子が付かないPDF ファイルの名前
        • パス：PDF ファイルの名前と、PDF が存在する場所のフルパス (ドライブおよびフォルダ名)例：C:\Projects\Baker Project\Floorplan.pdf

        日付および時刻の情報：

        • 日付：01/31/2000 形式の現在の日付
        • 時刻：12:30:59 PM 形式の現在の時刻
        • 日：2 桁形式の該当月の日 例：31
        • 月 (2 文字の短縮名)：2 桁形式の月 例：01
        • 月 (3 文字の短縮名)：3 文字を使用した月 例：Jan
        • 月 (長い名前)：January など、フルスペルを使用した月
        • 年 (2 桁)：2 桁を使用した年 例：12
        • 年 (4 桁)：4 桁を使用した年例：2012

        時刻の情報：

        • [時間]、[分] および [秒]：それぞれ 2 桁を使用

編集モードで既存の PDF スタンプを開くには：

1. [ツール] > [スタンプ] の順に進み、目的のスタンプの右側にある [編集] をクリックします。
   • または、PDF 上に配置したスタンプを右クリックして [プロパティ] を選択し、さらに [プロパティ] パネルで [変更] をクリックします。

2. Revu の別のタブで PDF スタンプが開きます。

   

   スタンプには表示されても、通常の PDF の編集時には表示されない項目がいくつかあります。

   • ドキュメントタブのスタンプ名の前にスタンプアイコンが表示されます。
   • スタンプの幅と高さが、スタンプの左上端に表示されます。
   • 青色の破線が、ページ上のスタンプの境界を示します。境界は、青色の四角形のハンドルを移動することでサイズを変更できます。
   スタンプコンテンツの作成

   マークアップツールを他の PDF で使用する場合と同様に使用して、スタンプのコンテンツを作成します。

   ダイナミックテキストの追加

   ダイナミックテキストをスタンプに追加できます。ダイナミックテキストは、スタンプが PDF に配置されたときに自動的に更新されます。たとえば、ダイナミックな日付フィールドは、スタンプが配置されたときに現在の日付で更新されます。ダイナミックテキストを配置するには：

   1. 新しいテキストボックスを追加するか、既存のテキストボックスをダブルクリックします。テキストボックスの下に [動的] メニューが自動的に表示されます。
   2. [動的] メニューから目的のダイナミックテキストタイプを選択します。
      • この手順を繰り返して、複数のダイナミックテキストフィールドを同じテキストボックスに追加します。
      • 次のダイナミックテキストタイプがあります。

        ファイルおよびユーザーの情報：

        • ユーザー：現在のユーザーの名前
        • ファイル：スタンプを追加する PDF ファイルの名前
        • ファイル (拡張子なし)：.pdf ファイル拡張子が付かないPDF ファイルの名前
        • パス：PDF ファイルの名前と、PDF が存在する場所のフルパス (ドライブおよびフォルダ名)例：C:\Projects\Baker Project\Floorplan.pdf

        日付および時刻の情報：

        • 日付：01/31/2000 形式の現在の日付
        • 時刻：12:30:59 PM 形式の現在の時刻
        • 日：2 桁形式の該当月の日 例：31
        • 月 (2 文字の短縮名)：2 桁形式の月 例：01
        • 月 (3 文字の短縮名)：3 文字を使用した月 例：Jan
        • 月 (長い名前)：January など、フルスペルを使用した月
        • 年 (2 桁)：2 桁を使用した年 例：12
        • 年 (4 桁)：4 桁を使用した年例：2012

        時刻の情報：

        • [時間]、[分] および [秒]：それぞれ 2 桁を使用

1. [ツール] > [スタンプ] の順に進み、目的のスタンプの右側にある [編集] をクリックします。
   • または、PDF 上に配置したスタンプを右クリックして [プロパティ] を選択し、さらに [プロパティ] パネルで [変更] をクリックします。

2. ドキュメントタブのスタンプアイコンをクリックし、[スタンプのプロパティ] を選択します。

   

   [スタンプのプロパティ] ダイアログボックスが表示されます。

   

3. 目的の設定を変更し、 [OK] をクリックします。。

1. [ツール] > [スタンプ] > [スタンプのインポート] の順に進みます。
2. スタンプフォルダにインポートする PDF ファイルを選択して [開く] をクリックします。

ファイルがスタンプフォルダにコピーされ、スタンプリストに表示されます。手動でスタンプフォルダにファイルをコピーすることもできます。

スタンプは、ローカルドライブまたはネットワークドライブ上のフォルダ内に個別の PDF ファイルとして保存されています。該当する PDF ファイルをそのフォルダから削除することで、スタンプが完全に削除されます。 スタンプは、Revu からでも削除できます。

スタンプを削除する前に、スタンプが保存されているフォルダに対して必要な権限を所有していることを確認してください。また、現在編集用に開いているスタンプは削除できません。

スタンプを削除するには：

1. 目的のスタンプを PDF に配置します (必要に応じてこの目的で空白の PDF を作成します)。
2. スタンプを右クリックし、[プロパティ] を選択してスタンプの [プロパティ] パネルを開きます。
3. [プロパティ] パネルの [外観] セクションで、[削除] をクリックします。