スペースの使用

スペースは、欠陥一覧表および事後点検作業をより効率的に実施するための機能を備えています。パンチ作業を行う前にスペースを使用して描画を設定すると、パンチのマークアップを簡単に検索、並べ替え、およびリポートすることができます。

スペースを使用すると、不可視レイヤー上の図面の、名前のつけられた箇所を指定できます。スペース内に配置されたマークアップは、そのスペースに基づいて整理することができます。

たとえば、各ページが建物のフロアを表し、各フロアに多数の部屋が含まれる、複数ページの図面があるとします。1 階全体を含む「フロア 1」と呼ばれるスペースを指定し、フロア 1 内で、多数の個別の部屋をそれぞれ「部屋 1」、「部屋 2」と呼んで定義づけすることができます。パンチ処理が完了すると、このスペースを使って、特定の部屋または特定のフロアにあるすべてのマークアップを簡単に見つけて整理することができます。