カウントツール

複数ページの PDF では、数の測定グループは スペースまたは ページごとに自動的に分割されます。PDF でカウントを選択すると、数の測定の現在までの合計を簡単に表示することができます。マークアップリスト内の一致するエントリが自動的に蛍光ペンで強調表示され、カウントの合計は [カウント] 列に表示されます。

ヒント ：複数のグループにまたがるカウントの合計を取得するためには、各グループに対し、容易に識別が可能な同一の [件名] を [プロパティ] パネルでつけ、マークアップリストを件名ごとにソートします。

一連のカウントマークアップがすでに配置されている場合、新しいカウントを開始する際に別個のシリーズが作成されます。ただし、既存のカウントを継続することが望ましい場合もあります。既存のカウントを継続するには：

1. 目的のカウントのシリーズ内のマークアップのいずれかを右クリックし、[カウントを再開] を選択します。
2. PDF をクリックして、カウントを再開します。

必要に応じ、カウントのシリーズから数の測定値を個別に削除することができます。削除を実行するには、カウントのシリーズ内の削除したいマークアップを右クリックし、グループから「<count name>」を削除します。複数のカウントを同時に削除するには、Ctrl キーを押しながらクリックするか、なげなわツールを使用してまずカウントを選択します。カウントのシリーズには自動的に番号が付け直されます。

カウントは、小さなグループに分割したり、大きなグループに結合することができます。

カスタムカウント記号は、Tool Chest へ追加できます。

カスタムカウント記号を作成するには：

1. 目的の記号に一致するマークアップを PDF に作成します。
2. プロパティパネルから、外観に目的の変更を適用します。
3. マークアップを右クリックして、[Tool Chest へ追加] へ進み、ツールセットを選択します。
4. Tool Chest で新しいツールを右クリックし、 [カウントを作成] を選択します。マークアップは、同じツールセット内でカウントツールとして複製されます。新しいカウントツールは、別のツールセットに移動して、Tool Chest から直接使用することができます。
5. このカスタムカウント記号にデフォルトの測定寸法を設定するには、Tool Chest で記号を選択し、測定パネルに目的の変更を適用します。

[カラー] ：カウント記号の色を設定します。

[不透明度] ：カウント記号の不透明度のレベルを 0 (透明) 〜 100 (不透明) で設定します。

[記号] ：PDF に配置される、カウントを表す記号を決定します。

[拡大縮小] ：カウント記号のサイズを設定します。

キャプションを表示する：選択すると、キャプションテキストがマークアップに含まれます。[編集] クリックして、含める測定を選択します。

[キャプション表示] が有効になると、キャプションの外観を制御する次のプロパティが利用できるようになります。

フォント：選択されたテキストで使用するフォントを設定します。 利用できるフォントは、次の 3 つの領域に分かれています。

• 最初の領域には、現在選択済みのテキスト要素で使用されているすべてのフォントが表示されます。
• 2 番目の領域には、すべての PDF ビューアでサポートされている標準の PDF フォントが表示されます。これらのフォントは使用時に PDF に埋め込む必要がないため、ファイルサイズが削減されます。
• 3 番目の領域には、すべての利用可能なフォントが表示されます。これらのフォントは使用時に PDF に埋め込む必要があります。

メモ：表示および編集の権限でフォーマットが許可されていないフォントを埋め込もうとすると、Revu は、フォントが PDF に埋め込まれないことを示すメッセージを表示します。

フォントパラメータは PDF に保持されるため、元のフォントが埋め込まれていない場合や、ビューアのワークステーションにない場合でも、フォントの適切な表現が用いられます。

フォントサイズ：フォントのサイズを設定します。 リストには 2 ～ 72 のサイズが表示されますが、1 ～ 144 ポイントのサイズがサポートされます。目的のサイズを手動で入力してください。また、小数点以下 1 桁まで使用できます。

テキストの色：テキストの色を設定します。

フォントのスタイル：この設定では、テキストのフォーマットを制御します。オプションには、太字、斜体、下線、取り消し線が含まれます。通常、これらのスタイルの組み合わせを適用して、テキストをフォーマットできます。